厚生労働省ではおくすり手帳の記載事項について以下のように通知しています。

厚生労働省「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)」平成26年3月5日

(1)薬剤服用歴管理指導料は、保険薬剤師が、患者に対して、当該患者の薬剤服用歴が経時的に管理できる手帳等により、薬剤服用歴及び服薬中の医薬品等について確認するとともに、次に掲げる指導等のすべてを行った場合に算定する。

ただし、手帳に記載しない場合は、保険薬剤師が、患者に対して、次に掲げる指導等のうちウを除くすべてを行った場合は、34点を算定するものとする。

(略)

ウ 調剤を行った薬剤について、その投薬を受ける患者等に対して、調剤日、当該薬剤の名称(一般名処方による処方せん又は後発医薬品への変更が可能な処方せんの場合においては、現に調剤した薬剤の名称)、用法、用量その他必要に応じて服用に際して注意すべき事項を患者の手帳に経時的に記載すること。

(11)(1)のウの手帳への記載による情報提供は、調剤を行ったすべての薬剤について行うこととする。この場合において、「服用に際して注意すべき事項」とは、重大な副作用又は有害事象等を防止するために特に患者が服用時や日常生活上注意すべき事項、あるいは投薬された薬剤により発生すると考えられる症状(相互作用を含む。)等をいい、投薬された薬剤や服用患者の病態に応じるものである。

(12)「手帳」とは、経時的に薬剤の記録が記入でき、かつ次のアからウに掲げる事項を記録する欄がある薬剤の記録用の手帳をいう。

ア 患者の氏名、生年月日、連絡先等患者に関する記録

イ 患者のアレルギー歴、副作用歴等薬物療法の基礎となる記録

ウ 患者の主な既往歴等疾患に関する記録

(13)手帳に初めて記載する保険薬局の場合には、保険薬局の名称、保険薬局又は保険薬剤師の連絡先等を記載すること。

(24)乳幼児服薬指導加算

ア 乳幼児服薬指導加算は、乳幼児に係る処方せんの受付の際に、体重、適切な剤形その他必要な事項等の確認を行った上で、患者の家族等に対して適切な服薬方法、誤飲防止等の必要な服薬指導を行った場合に算定する。

イ 乳幼児服薬指導加算を算定した処方せん中の薬剤の服用期間中に、患者の家族等から電話等により当該処方薬剤に係る問い合わせがあった場合には、適切な対応及び指導等を行うこと。

ウ アにおける確認内容及び指導の要点について、薬剤服用歴の記録及び手帳に記載する。

つまり、下表のようになります。

記載時期 記載者 記載内容
手帳の使い始め 薬局
  • 薬局の名称
  • 薬局の連絡先
患者
  • 患者の氏名
  • 生年月日
  • 連絡先等
  • アレルギー歴
  • 副作用等
  • 主な既往歴等
毎回 薬局
  • 調剤日
  • 薬剤の名称
  • 用法、用量
  • (必要に応じて)服用に際して注意すべき事項

患者が乳幼児の場合は以下も記載する

  • 体重、適切な剤形その他必要な事項等の確認を行い、その確認内容の要点
  • 患者の家族等に対して適切な服薬方法、誤飲防止等の必要な服薬指導を行い、その指導の要点

手帳の使い始め

おくすり手帳

毎回

おくすり手帳